コバール タブリード テーパー加工 アルミ C1020 busbar ネーバル黄銅 C4621 C4640 りん青銅 洋白 黄銅 C194 C1020

 

ソルダメタル

 

I特長

I特長
 
ソルダ・メタルは、フラックスで表面を処理した金属に、溶けたはんだをのせ、冷却し一定の厚さに薄くのばして密着させた(プリント・オン)精密金属材料です。そのため、ベースメタルとの境界面では拡散結合とSnlこよる化学結合が生じ、強い密着強度が得られます。また、下地処理をせずに直接はんだをつけることができるため、コスト競争力を持っています。
現在、地球環境への配慮から、鉛はんだに替わる、新しい電子部品の結合素材(鉛フリーはんだ)が求められていますが当社では、この要望に応える為、全て鉛フリーはんだで対応しております。
 

Ⅱソルダメタルとメッキはんだの比較表

Ⅱソルダメタルとメッキはんだの比較表
 

No

項目

はんだ

ソルダメタル メッキ法(他社で採用)
1 製造法
フラックスで母材をクリー二ング後、溶融はんだを載せ冷却する。
電解で陽極のはんだを陰極の母材表面に析出する。
2 結合力
母材とはんだが拡散結合し、さらにはんだ分子間で金属結合しているた為はんだが剥離しない。
→厳しい加工に最適である。
電析のため、はんだ金属間で完全な金属結合がされない。強い力を加えるとボロボロと剥がれる。
→厳しい加工には不向きである。
3
はんだの
厚さ
 2μm-15μm  Max.5μm程度
4 表面状態
1ピンホールがない。
2.はんだ溶融後、急冷する為表面にはんだ結晶の華が出来る。
3.表面に若干の凸凹が出来る。
1.ピンホールが多い。
2.表面肌はキレイ。
3.メッキ後リフローする事によりはんだ表面を溶かしたものもある。
5 下地金属
の有無
母材金属の表面洗浄、活性化をフレックスで行う為、下地金属を必要としない。
→コスト低下に役立つ。
母材金属とはんだを密着させる為、下地Ni又はCuメッキを必要とする。この為プレス及び曲げ加工時に剥離もしくはクラックが発生する場合もある。
6 ストライプ
はんだ
特殊な治具を製作し必要な箇所のみ、はんだを付けられる。コストは電解メッキのマスキングテープ方式に比べて安くなる。
耐酸性のマスキングテープを貼付後メッキし、マスキングテープを剥がすためコストアップになる。
7
鉛フリー
対策
 全て鉛フリーで対応。
 合金成分の電位差により対応が
 容易でない。
 

Ⅲソルダメタルの種類・形状

Ⅲソルダメタルの種類・形状
 
 

Ⅳソルダメタル製造可能範囲

Ⅳソルダメタル製造可能範囲
 
1.ベースメタル
 区分 MIN MAX
厚さ mm 0.04 0.80
幅 mm 3.0 190
※0.80を超える厚みに関してはご相談ください。
 
2.溶融はんだ
 区分 MIN MAX
厚さ μmm 2 15*
幅 mm 1.5 190
(※)はんだ後圧延を要望する場合は最大値が異なりますので、御相談下さい。
(注)幅公差は通常:t0.50mmです。
(注)はんだの厚さμ mを超えるものも製造可能ですので別途御相談下さい。
 
 
溶融はんだクラッドメタル
 

Ⅴ溶融はんだの種類

Ⅴ溶融はんだの種類
 
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